
魔女っ子チックル
- TVアニメ
- 1970's
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Story
あらすじ
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小森チーコは今度の新学期に小学5年生に進級する女の子。ある日、ただ一人の親友であるミヨちゃんが北海道に引っ越すことになった。チーコは自分の誕生日にお別れのパーティーを開くことをミヨちゃんと約束した。しかし、誕生日の前日に断りもなくミヨちゃんは北海道に行ってしまった。
このことにショックを受けたチーコは、ふと通りかかった本屋に立ち寄ったところ、綺麗な絵本が店頭に置いてあった。チーコはこの本を欲しいと感じたが、本屋の店員によれば、その本は既に売れてしまい、今朝男の人が代金を払ったとのことだった。チーコが帰宅し、父の冬吉、母の春子、妹のヒナとの家族四人で誕生パーティーを祝っている時に、冬吉から誕生日プレゼントとして手渡されたものこそが、チーコがさきほど本屋で見つけた絵本だった。店員が言った「男の人」とは父の冬吉だったのである。
チーコが自分の部屋でその絵本をそっと開いてみると、なんと、絵本の中から女の子の助けを求める悲鳴が聞こえてきた。絵本の世界の中で怪獣に追いかけられているのだ。チーコが助ける方法を尋ねると、その女の子は「クルンカクルンカテコポコテン!」という呪文を唱えるようチーコに促した。チーコがその呪文を唱えると、なんと絵本から女の子が飛び出し、チーコの前に姿を現した。彼女こそが魔法の国の「魔女っ子チックル」だったのである。いたずらが過ぎたために絵本の世界に封印されていたのだった。
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Staff
スタッフ
- 原作 永井豪とダイナミックプロ
監督 久岡敬史(チーフディレクター)
脚本 馬嶋満、田村多津夫
篠崎好、富田祐弘、曽田博久
酒井あきよし、三宅直子
辻真先、相原道子、原島将郎
田口成光、山本優、雪室俊一
安藤豊弘、金春智子、鷺山京子
音楽 渡辺岳夫
アニメーション制作 日本サンライズ
製作 テレビ朝日、大広、東映
放送局 テレビ朝日
©ダイナミック企画・東映アニメ―ション